2012年最初のきもだめし よこそ、戦慄の3Dホラー・バトルへ!
フライトナイト/恐怖の夜

イントロダクション

伝説のホラームービー+3Dで降臨

隣にヴァンパイアが引越して来た――

ホラーというジャンルを第一級のエンターテインメントとし、<伝説の映画>と語り継がれるカルトムービー、「フライトナイト」(85)が帰って来た。ヴァンパイアの誘惑から、恋人を守るため、単身、不死身の怪物に戦いを挑んだ高校生の物語が、新生「フライトナイト/恐怖の夜」として甦る!それは、最終兵器“3D”を搭載した究極のバトルロワイヤル・ホラー。狙った獲物は逃がさない――あらがえない魅力を備え、不死身の力を誇る史上最狂のヴァンパイアが、史上最恐の3Dであなたに襲いかかる!

高校生チャーリー役には、「ターミネーター4」「スタートレック」でブレイクし、ピープル誌で“最も美しい100人”に選出された若手スター、アントン・イェルチン。異色の現代的ヴァンパイアを演じるのは、「マイアミ・バイス」「Dr.パルナサスの鏡」のコリン・ファレル。その他、「キック・アス」のクリストファー・ミンツ=プラッセ、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のデヴィッド・テナントなどが壮絶なバトルの脇を固める。

2012年正月、映画の枠を超えたノンストップの絶叫体験に、劇場はホラーハウスと化す!!

ストーリー

飛び出すのは<映画>だけではない――
あなたの<心臓>と、隣の<悲鳴>にご用心。

灰になるのは、奴か?俺か?

チャーリーは、学園のアイドル、エイミーをゲットして絶好調な毎日。だが、その幸せも隣に越してきた男、ジェリーにかき消される。なんと隣人ジェリーは――ヴァンパイアだった。

疑いもしない母親とエイミーのために、チャーリーはジェリーの家に潜入し、美女が餌食になる決定的瞬間を目撃する。が、誰にも信じてもらえない彼は、苦肉の策として、ヴェガスのショー“フライトナイト”のヴァンパイア・スレイヤーとして知られるマジシャン、ピーター・ヴィンセントに助けを求める。しかし、彼にも一笑にふされる。

そして、正体を知られたジェリーの容赦ない攻撃は始まる。家は破壊され、母親も重傷を負うなか、次の標的となったのは、恋人エイミー…。今、愛する彼女を守るため、チャーリーと最狂ヴァンパイアの壮絶な戦いの夜が幕を開ける。

キャスト

チャーリー・ブリュースター

ラスベガス郊外の住宅地に住む高校3年生。学園のアイドル、エイミーをゲットして、幸せな学園ライフを送っていたのだが、隣に引っ越してきた“住人”に、その幸せな日々はブチ壊される。

アントン・イェルチン

1989年3月11日、ロシア、サンクトペテルブルク出身。2009年に『スター・トレック』『ターミネーター4』という2本のSF大作で名を上げたニュー・スター。人気TVシリーズ「Huff〜ドクターは中年症候群」(04〜06)、「クリミナル・マインド FBI行動分析課」(06〜07)で注目を集め、劇場作品では『アトランティスのこころ』(01)、『最高のともだち』(04/未)、『アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン』(06/未)、『ニューヨーク、アイラブユー』『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』(08)、『誰かが私にキスをした』(10)、『スマーフ』(11/声)など、順調にキャリアを重ねている。

ジェリー

チャーリーの隣家に引っ越してきた男。太陽が照っている間は姿を現さず、不可解な行動を続ける。正体は、ヴァンパイア。

コリン・ファレル

1976年5月31日、アイルランド、ダブリン出身。サッカー選手の父、叔父と同じ道をたどることを夢見ていたが、演劇の魅力を知ってダブリンの演劇学校に入学。卒業前からTVシリーズ出演を開始。ジョエル・シューマカー監督に見い出され、『タイガーランド』(00)と、続く『フォーン・ブース』(02)に出演。以降『私が愛したギャングスター』(00)、『アメリカン・アウトロー』(01)、『マイノリティ・リポート』『ジャスティス』(02)、『デアデビル』『S.W.A.T.』『ダブリン上等!』『ヴェロニカ・ゲリン』『リクルート』(03)、『イノセント・ラブ』(04/未)、『アレキサンダー』(04)、『ニュー・ワールド』(05)、『マイアミ・バイス』(06)、『ウディ・アレンの 夢と犯罪』(07)、『プライド&グローリー』(08/未)『ヒットマンズ・レクイエム』(08/未)、『クレイジー・ハート』『Dr.パルナサスの鏡』(09)、『モンスター上司』(11)などがある。待機作にはニール・ジョーダン監督『Ondine』、ピーター・ウィアー監督『The Way Back』、そして現在SF大作のリメイク『トータル・リコール』を撮影中。

ジェーン・ブリュースター

チャーリーの母親。シングル・マザー。

トニ・コレット

1972年11月1日、オーストラリア、シドニー出身。オーストラリアの国立演劇学校で学び、 『ミュリエルの結婚』(94)で世界的な注目を集める。『シックス・センス』(99)ではアカデミー助演女優賞にノミネートされた。その他『Emma エマ』(96)、『DOWN UNDER BOYS』『ベルベット・ゴールドマイン』(98)、『シャフト』(00)、『チェンジング・レーン』『アバウト・ア・ボーイ』『めぐりあう時間たち』(02)、『connie & Carla コニー&カーラ』『ラスト・ショット』(04/未)、『イン・ハー・シューズ』(05)、『リトル・ミス・サンシャイン』『ザ・デンジャラス・マインド』(06/未)、『いつか眠りにつく前に』(07)、『メアリー&マックス』(08/声)などがある。TVではギレスピー監督の「ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ」(09)に出演し、エミー賞とゴールデングローブ賞のコメディシリーズ部門の女優賞に輝いた。

ピーター・ヴィンセント

イリュージョンを使ったラスベガスのショー「フライトナイト」のホストで、ヴァンパイア・キラーの異名を持つマジシャン。ヴァンパイア関係グッズのコレクター。

デヴィッド・テナント

1971年4月18日、スコットランド出身。英国の演劇、TV、映画の各分野で幅広く活躍。BBCのTVシリーズ「ドクター・フー」(05〜)では10代目ドクター役につき、3年連続でナショナル・テレビジョン賞主演男優賞他各賞に輝いた。演劇では、ロイヤル・シェークスピア・カンパニーの「ハムレット」「ロミオとジュリエット」「お気に召すまま」「間違いの喜劇」などに出演。映画では『GO!GO!L.A.』(98)、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(05)、『ヒックとドラゴン』(10/声)などの日本公開作がある。

エイミー

チャーリーの通う高校の人気NO.1の女の子。ジェリーの標的となる。

イモージェン・プーツ

1989年6月3日、ロンドン出身。『28週後...』(07)で注目を集める。その他これまでに『Vフォー・ヴェンデッタ』(06)、『ソリタリー・マン』(09)、『センチュリオン』(10/未)、中田秀夫監督の『Chat room/チャットルーム』(10)などに出演。TVでは「禁断の関係〜愛と憎しみのブーケ〜」(10)などがある。

エド

チャーリーの元オタク友だち。町で起こった失踪事件をチャーリーの隣人ジェリーの仕業だと信じている。やがて・・・。

クリストファー・ミンツ=プラッセ(エド)

1989年6月20日、ロサンゼルス出身。『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(07/未)で映画デビュー。以後『ぼくたちの奉仕活動』(08/未)、『紀元1年が、こんなんだったら!?』(09/未)、『ヒックとドラゴン』(10/声)『キック・アス』(10)などに出演。『Movie 43』『The To Do List』といったコメディ作品が待機中。



スタッフ

監督:クレイグ・ギレスピー

CMディレクターとして16年間のキャリアを積んできたが、トロント国際映画祭で公式上映された劇場用作品『ラースと、その彼女』(07)によって一躍注目を集める。等身大のリアル・ドールに恋をしてしまった26歳のシャイな青年ラースの姿を描いたこの佳作は、アカデミー脚本賞にノミネートされ、また主演のライアン・ゴスリングが、サテライト賞主演男優賞を受賞するなど高い評価を受ける。他に『Mr.ウッドコック-史上最悪の体育教師-』(07/未)がある。TV作品では高評価を得たシリーズ、「ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ」(09)のプロデューサーと監督を担っている。

脚本:マーティ・ノクソン

1964年8月25日、カリフォルニア州出身。多数のTVシリーズで脚本と製作総指揮を手掛けてきた。「バフィー〜恋する十字架〜」(97〜03)、「ポイントプレザントの悪夢」(05〜06)、「ブラザーズ&シスターズ」(06)、「グレイズ・アナトミー」(07)、「プライベート・プラクティス」(07〜08)などの他、コンサルティング・プロデューサーとして「エンジェル」(99〜02)、「プリズン・ブレイク」(05)、「MAD MEN マッドメン」(08〜09)、「Glee」(09〜)に参加。映画では『アイ・アム・ナンバー4』(11)を執筆。

オリジナル映画脚本/ストーリー:トム・ホランド

1943年7月11日、ニューヨーク州出身。『戦慄!呪われた夜』(82/未)で初めて脚本を手がけ、以降『処刑教室』(82)、『サイコ2』(83)、『ビデオゲームを探せ!』(84/未)を執筆。監督デビューは本作のオリジナル『フライトナイト』(85)。『危険な天使』(87)を監督した後、『チャイルド・プレイ』(88)、『スティーヴン・キング/痩せゆく男』(96)で監督と共同脚本を務めた。TV作品も数多く手がけており、「ミステリーズ・パーティ」(89)、「ストレンジャー」(90)、「ザ・オウル/激闘伝説」(92)、「スティーブン・キング/ランゴリアーズ」(95)などがある。最近では「マスターズ・オブ・ホラー」シリーズの「アイスクリーム殺人事件」(07)を監督した。

製作:マイケル・デ・ルカ

1965年生まれ。ニューラインシネマ、ドリームワークスの製作責任者を経て、2004年にマイケル・デ・ルカ・プロダクションズを設立。以降『ザスーラ』(05)、『ゴーストライダー』(07)、『ラスベガスをぶっつぶせ』(08)、『愛の伝道師 ラブ・グル』(08/未)、『マイ・ブラザー』(09)、『ソーシャル・ネットワーク』(10)、『ドライブ・アングリー3D』『プリースト』(11)を製作。最新作はブラッド・ピット主演『マネーボール』(11)。

製作:アリソン・ローゼンツワイグ

宣伝コンサルタントとして『ファイブ・コーナーズ/危険な天使たち』(87/未)、『ベイビー・トーク』(89)に参加。『ウインドトーカーズ』(02)では製作を担当。パートナーであるマイケル・ガエタと共に製作会社ガエタ/ローゼンツワイグ・フィルムズを設立。現在、製作総指揮を務める新作『Transit』のポストプロダクションを進行中。

製作総指揮:レイ・アンジェリク/ジョシュ・ブラットマン、マイケル・ガエタ/ロイド・ミラー
撮影監督:ハビエル・アギーレサロベ
プロダクション・デザイナー:リチャード・ブリッジランド・フィッツジェラルド
衣裳デザイン:スーザン・マシスン
編集:タティアナ・S・リーゲル,A.C.E.
音楽:ラミン・ジャワディ
音楽監修:デイナ・サノ
特殊メイクアップ:ハワード・バーガー&グレッグ・ニコテロ
VFX監修:ジョー・バウアー

プロダクションノート

傑作ホラー、リメイクへ

ヴァンパイア・ジャンルの衰えることない人気から、まだ手付かずの『フライトナイト』をリメイクしたいという共通の情熱を持っていた製作のアリソン・ローゼンツワイグとマイケル・ガエタは、この企画をジャンル映画の熱愛者であり、経験豊かなプロデューサー、マイケル・デ・ルカに持ち込んだ。デ・ルカ以下3人が、このアイデアをドリームワークスに持ち込むと、瞬く間にこの企画は製作開始の運びとなった。「ドリームワークスの人たちは皆、オリジナル作品のファンだったんだよ」とデ・ルカは語る。

このリメイク企画には、多くの脚本家たちが候補者として検討されたが、その中にはマーティ・ノクソンもいた。彼女の名を最も広く知らしめた作品は、脚本家及びプロデューサーを兼務し、大ヒットを飛ばしたTVシリーズ「バフィー〜恋する十字架〜」だ。プロデューサーのデ・ルカは次のように振り返る。「脚本家候補としてマーティの名が挙がったものの、すでに「バフィ」というヴァンパイア物をやり遂げているだけに、彼女が興味を持ってくれないのではないかと懸念もしました。幸い彼女は強い興味を示し、様々なアイデアをたずさえてこの企画に加わってくれました」。

ノクソンは「最近では映画やTVにヴァンパイアが頻繁に登場していますが、ヴァンパイア特有のミステリアスな部分はほとんど描かれていません。現在ではロマンティックなヴァンパイアが主流なのです。私たちはそこからの脱却を目指しました。オリジナル映画の精神を強く尊重する形になっています」と語っている。

「脚本があまりにも素晴らしかったので、最初から最後まですっかり引き込まれて読み通してしまったよ」と語るクレイグ・ギレスピーが監督に決定し、スタッフたちはニューメキシコ州・アルバカーキの北西、リオ・ランチョでの撮影に向かった。

特殊メイク業界、最強チームの参加

本作の特殊メイクは、業界屈指のデザイナー/アーティスト、KNBエフェクツ・グループのハワード・バーガーとグレッグ・ニコテロ(『イングロリアス・バスターズ』『ピラニア3D』)が担当している。数多くのホラーやSF映画に参加してきた2人は、このジャンルのファンにとってヒーロー的な存在だ。
「グレッグや私が若い頃大好きだった作品のリメイク版に関われることは、KNBにとっても絶好の機会です」とバーガーは言う。「もちろん80年代にあの映画が公開されたときにも見ていますが、今でも何度も見返している作品です。数多くの人々から愛されるカルト作品を、その素晴らしさのエッセンスを残しつつ、私たちのヴィジュアルを通したストーリーテリングでアップデイトしなければなりません。私たちは普通のメイクと特殊メイクのコンビネーションをデジタル・エフェクトで増幅させることによって、これまでにないヴァンパイア映画の表現を追及しました。 バーガーとニコテロは、常にリアリズムを基本としている。そのために透明シリコンを俳優たちにほどこした。ヴァンパイアの肌に肉感的な質感をあたえることが目的だ。「皮膚の層の奥まで見え、殺戮前に興奮すればするほど黒い血がドクドクと流れる血管を感じられるようにする必要がありました」とニコテロは説明する。ファレル演じるジェリーのメイクには、コンタクトレンズ、義歯、両耳、両手、そして顔全体に及ぶ6段階のプロセスが踏まれた。またオリジナル版に敬意を表し、ジェリーの顎が外れ、サメのように幾重にも並んだ鋭い歯がむき出しになるシーンも再現されている。

“最恐”の3D効果を目指して。

パラダイス・エフェクト社のマックス・ペナーが本作の3D効果を担当した。彼は20年前からこのテクノロジーを手がけ、近代3Dの先駆者というだけでなく、映画産業で立体映像をつかさどるステレオグラファーの大黒柱的存在だ。

「私は3Dスペースの奥行きの深さや、平面的なスクリーン上における位置関係をコントロールしています。この作業は2台のカメラと2つのセンサー(時にはそのどちらか)と、ちょうど人間の目と同じように2カ所の視点でとらえた映像を視覚的にシンクロさせることのできる3Dビーム・スプリッターという装置を使って行ないます。またワイヤレスの立体映像リモートコントロールを使えば、3D装置の位置を変えながら様々な奥行きを試すことができます。少し前までは出来なかったことですよ。デジタル映像やモーターコントロールが進歩したおかげで、今では3D環境をよりダイナミックに直接的に操作することが出来るようになったのです」と、ペナーは語る。

コラム

オリジナル版『フライトナイト』とは―

高校生のチャーリー(ウィリアム・ラグズデール)は、隣に越して来たジェリー(クリス・サランドン)がヴァンパイアである事を知ってしまう。その魔手が恋人のエイミー(アマンダ・ビアース)にも伸び、チャーリーは“ヴァンパイア・キラー”として有名なホラー番組「フライトナイト」のホスト、ピーター・ヴィンセント(ロディ・マクドウォ―ル)に助けを求めるのだが…。

『13日の金曜日』(80)、『エルム街の悪夢』(84)を始めとする連続殺人鬼たちによる〈スプラッター・ホラー〉がブームとなっていた80年代、〈吸血鬼モノ〉という古典的だが、時代遅れになっていたジャンルをモダン・ホラーとして甦らせた1985年度作品。続編などあり得ない、と誰もが考えていたヒッチコック監督のホラーの古典、『サイコ』(60)の23年後の続編、『サイコ2』(83)の鮮やかなアイデアを駆使した脚本で注目されたトム・ホランドが脚本を執筆し、この旧作で監督デビューを飾った。VFXプロデュースは当時業界NO.1の実力派、『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』(83)のリチャード・エドランド。特殊メイク/クリーチャー・デザインは、『遊星からの物体X』(82)のランダル・W・クックと『アビス』(89)のスティーヴ・ジョンソンが担当。巨大コウモリと化して飛翔するヴァンパイア、何段階ものプロセスで変身を遂げる狼人間のエフェクトが圧巻だ。

興行成績、作品評価も高く、1986年のSF、ホラー、ファンタジージャンルでの優秀作を讃えるサターン賞では、ホラー部門作品賞、脚本賞、助演男優賞の3部門を受賞。またこのヒットを受け、続編の『フライトナイト2/バンパイヤの逆襲』(88)、『ロストボーイ』(87)、『ニア・ダーク/月夜の出来事』(87)、『バンパイア・キッス』(88)といった同ジャンル作が次々と製作された。

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